Firefoxの、通常は簡単にできない設定を
することができるツールです。
ネットワークの回線が遅いせいでインターネットが遅いとき。
あるいはInteernet Explorer以外は使えないように規制をしているサイトを見るとき
(設定しても見れないこともあります)。
そんな時など、いろいろと細かな設定をすることができます。
パソコンのメモリーが少ない時にも、キャッシュの割り当てを減らす事ができるのでいいかもしれません。
設定画面の表示
まずメニュー「ツール」→「Calculator」→「ウィンドウで開く」を選びます。
これでConfiguration Maniaの設定画面が表示されます。
パソコンの性能、ネットワークの速さ(種類)、見に行くサーバーの性能による設定
パソコンは高性能。ネットワークも光回線で高速。だけど見に行くサイトのサーバーが遅いために
表示されるまでに時間がかかる。
そんなサイトを見るときは、最大接続数を若干上げてやればいいかもしれません。
そうすると、パソコンから何本も同時にサイトからデータを引っ張ってきます。
標準では15。これを変更したところ、あるサイトではこのようになりました。
ちなみに私の環境は、パソコンは中程度の性能。光回線でネットワークは速いです。
数値 | 表示されるまでの時間(秒) |
15 | 25秒 |
50 | 10秒 |
100 | 36秒 |
100にすると、もしかするとパソコンが過負荷になって100個も扱いきれなくなったのかもしれません。
パソコンの性能、ネットワークの速さ(種類)による設定
これも似ています。パソコンの性能やネットワークの回線によっては設定を変えた方がいい設定です。
初期描画待機時間。
標準では250。これを変更したところ、あるサイトではこのようになりました。
ちなみに私の環境は、パソコンは中程度の性能。光回線でネットワークは速いです。
数値 | 表示されるまでの時間(秒) |
250 | 11秒 |
0 | 5秒 |
もし回線がダイヤルアップ(普通の電話回線)やISDNなら200〜600の間で調整するといいそうです。
パソコンの性能、ネットワークの速さ(種類)による設定(極端なときだけだと思います)
リンク先読み機構。標準では有効です。
これを有効にすると、あるページを表示すると同時に、そのリンク先の情報もダウンロードし始めます。
普通はこのままでいいはずです。
でも、パソコンの性能が極端に悪い場合で、しかもネットワークの回線がダイヤルアップなど遅い時。
そんな時は、この設定を試しに無効にしてみましょう。
ここのチェックをはずすだけです。
危険かもしれないサイトをみるときだけ・・・
あやしいサイト。
そんなサイトは普通見てはいけません。
でも怪しいかもしれないけど、大丈夫かもしれない。
見てみたい。
そんなサイトを見るときだけ、この設定をしてみましょう。
Referer(リファラー)。何でしょう?
あるページへアクセスする時。
通常FirefoxやInternet Explorerは、そのページを見る前に
どこのページを見ていたかの情報を送信します。
なんでそんなことをするかというと、例えばネットショッピングやインターネットバンクの
画面で必要だからです。
商品送付先入力画面の前は、商品選択画面じゃないとおかしいですよね?
そういうことをサーバーがチェックして間違いがないようにする必要があるからです。
まあ他にも便利な仕組みなわけでしょうが。
でも怪しいサイトだった場合。
自分のホームページの次にその怪しいURLを入力してしまった場合。
あなたのホームページがばれてしまいます
そういう時だけ、事前にRefererを常に送らないに設定変更しておきましょう。
Internet Explorerでないと見れないサイト
Internet Explorerじゃないとダメだよ!なんていうケチなサイト。
そんなサイトを見るときだけ、この設定をしてみましょう。
IE 6.0 WinXP SP2+.NET2.0を選びます。