害虫の対策

植物を育てると、どうしても発生してしまう。
それが害虫です。
害虫ごとにその予防と発生したあとの対処方法を書いて見ますのでよろしくお願いします。


  1. アブラムシ

  2. コガネムシの幼虫

  3. センチュウ

  4. ナメクジ

  5. ハダニ
  6. ハモグリバエ

  7. ヨトウムシ
    全般
  8. その他全般
 

アブラムシ

4月〜10月。
春先から夏までが多い。
影響を受ける植物:たぶん葉のやわらかい植物。
レタス、ホウレンソウ、コマツナ、チンゲンサイ、パセリ、シソ、ハクサイなどのアブラナ科の野菜、 アスター、リナリア。
影響を受けなかった植物:ゼラニウム、ツルムラサキ、ホウレン草

茎の先端や葉の裏側に細かい虫が一杯ついたら アブラムシでしょう。
緑色だったり、黒だったりします。
それでは、対策です。

 
アルミホイル
アブラムシは光がきらいです。
だからアルミホイルを土の上にかぶせたり、周囲につるしておきます。
日光が植物によくあたるようになるので一石二鳥です。
 
CD-ROM
使わないCD-ROMをアルミホイルと同様に使いましょう。
CD-ROMの裏側は光るので、同じ効果があります。
 
牛乳スプレー
発生したあと。
牛乳をアブラムシにかけると、効果があります。
アブラムシの身体には呼吸する器官があるのですが、牛乳が乾燥すると、その小さな穴をふさぐために 死んでしまいます。
残念ながらこの方法には欠点があります。
牛乳はそのままスプレーしたまま放置すると臭うのです。
 
石鹸スプレー
牛乳スプレーと同じ効果があるようです。
薄めたお酢か木酢液と混ぜて使うと更にいいかもしれません。
 
酢スプレー
発生した後には効果は不明ですが、予防効果はあるらしいです。
効果がなかったという報告もあります。
薄めたお酢を葉の表面にスプレーするのです。
 
木酢液スプレー
500〜1000薄めたお木酢液をアブラムシにスプレーするのです。
だんだん減っていくそうです。
 
食用油スプレー
水1リットルに油30mlを加え、混ざりやすいように石鹸をまぜてから アブラムシにスプレーするのです。
 
ビニール袋
透明なビニール袋を植物にかぶせます。
数日すると、アブラムシはビニール袋の表面についてきます。
そのままそっとビニール袋をどけるとアブラムシはビニール袋に入ったまま 集められます。
そのまま口をしばって捨てましょう。
 
ガムテープでペタペタ
ガムテープで地道にはりつけて取り除きます。
気持ち悪いですが、割と効果があります。
 
草木灰

葉の上に薄く灰をちらすと虫が嫌がるそうです。
朝露があるうちにするのがいいそうです。
灰をまいた後で水を軽くスプレーするといいのかもしれません。

 

コガネムシの幼虫

一年中(幼虫)、5月〜8月(成虫)。
影響を受ける植物:モロヘイヤ、エダマメ、サツマイモ。
影響を受けなかった植物:。
幼虫は植物の根をかじり、成虫は葉を葉脈以外かじりとります。

 
玉子の殻
玉子の殻を粉々にして土の表面にちらします。
みためは見苦しいかもしれませんが、幼虫はそれを嫌うようです。
殻はカルシウムが肥料になるので一石二鳥です。
 
草木灰

葉の上に薄く灰をちらすと虫が嫌がるそうです。
朝露があるうちにするのがいいそうです。
灰をまいた後で水を軽くスプレーするといいのかもしれません。

 

センチュウ

 
マリーゴールド
マリーゴールドをセンチュウは嫌いらしいです。
混ぜて植えてもいいですし、マリーゴールドの育った苗を土に混ぜても効果があるらしいです。
 

ナメクジ

 
ビール
ビールを薄い皿かトレーにのせて放置すると ナメクジがよってきて酔うようです。
翌日すてればいいらしいです。
ただし翌日には酔いがさめて逃げてしまうので、 深夜に捨てたほうがいいという話もあります。
 
銅線
ナメクジは銅が嫌いらしいです。
そのため、銅を使った駆除剤が売っています。
銅線を切って鉢植えの周りにおいても効果があるそうです。
 

ハダニ

 
水スプレー
植物の葉の色が白っぽくなったらハダニかもしれません。
葉の裏につくので見つけるのは難しいかもしれません。

ハダニは乾燥が好きなので、葉の表面や裏に水をスプレーするといいそうです。
 
コーヒースプレー
コーヒーを普通飲むくらいで作ってスプレーするといいそうです。
 

ハモグリバエ

4月〜10月。
影響を受ける植物:葉のやわらかい植物。
アスター、春菊、ピーマン、ナス、ジャガイモ、トマト、エンドウ、エダマメ、メロン、キュウリなど。
影響を受けなかった植物:ゼラニウム、ツルムラサキ、ホウレン草

 
手で葉を切り取る

葉の中をランダムな白い線が走っていたらハモグリバエです。
成虫が葉の中に玉子を植え付け、幼虫が生まれると 葉の中を食べながら動き回り、葉の中全てを食べ終わったころに羽化してでていきます。
駆除は難しく、地道に除去するしかありません。

ハモグリバエが通った箇所の葉を手でちぎりとり、捨てます。
早期発見と早めの除去が大切です。
のんびりしていると、株が弱って生きます。

 
草木灰

葉の上に薄く灰をちらすと虫が嫌がるそうです。
朝露があるうちにするのがいいそうです。
灰をまいた後で水を軽くスプレーするといいのかもしれません。

 
木酢液

木酢液を薄めてスプレーしても効果があるそうです。

 

ヨトウムシ

4月〜6月、9〜10月。
影響を受ける植物: キャベツ、ブロッコリー、レタス、ダイコン、ハクサイ、キュウリなど。
影響を受けなかった植物:。

昼間は土の中に潜っていて、夜になると土の上にでてきて葉をかじりとります。

 
水につける

 

その他全般

 
水攻め
植え終わった後の鉢は一週間ほど、バケツの水につけておきます。
その後の水は捨てます。
 

 

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