ベランダで植物を育てている人は多いですよね。
でもベランダは庭とちがって人工的な環境です。
日当たりは少し悪くなりがちです。
プランター栽培になりがちなので、深い根を張る植物には向きません。
そのため育てやすい植物を選ぶ必要があります。
ベランダの特性を理解した上で、どう育てればいいか考えましょう。
ベランダはあまり日当たりがよくないことが多いですよね。
直射日光があたる時間帯はごく限られています。
そのため、半日陰でも育てられる植物を選ぶといいと思います。
具体的には日当たりのページを見てください。
ベランダは床がコンクリートです。
コンクリートは熱を吸収するので、その上にプランターや鉢を直置きすると、
土の温度が異常に熱くなり植物が弱ります。
できれば、スノコやブロックをおいて、その上にプランターや鉢を置きましょう。
ベランダは少し高い位置にあるので、地面に比べて風が強いです。
特に4F、5F以上だと風が強いので乾燥しがちになります。
しかしこれは好都合な場合があります。
ジメジメした場所が苦手な植物、乾燥がちの場所が好きな植物を育てればいいのです。
例えば・・・。
ガーベラ、ゼラニウム、ストックなど。
また風のために通気性はよくなり、病害虫がつきづらくなるメリットもあります。
一方、風のために乾燥しやすくなるので、鉢は素焼き(本当はこれが一番いいらしい)ではなく
プラスチックのものにし、底穴もあまりあいてないものを選ぶといいでしょう。
むしろいい面もあります。
ベランダには普通、屋根があるので霜がおりにくいです。
そのため、秋に種を蒔いて春に咲く花など、越冬する植物のためには都合のいい場合もあります。
一方、ある程度の寒さに当てた方がきれいな花をつける植物もあります。