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ドクダミ
概要
ドクダミは、雑草のように増えていきます。様々な薬効があるとされています。
時期 |
1月 | 2月 | 3月 |
4月 | 5月 | 6月 |
7月 | 8月 | 9月 |
10月 | 11月 | 12月 |
増やす |
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収穫 |
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増やす
根で増やす。
ドクダミの根を切断して5cmくらいの深さに埋めただけで新芽がでてきます(3月頃か8〜9月が適期)。
または、ドクダミの根を傷づけないように掘り起こし、根を湿らせた状態で持ち帰り移植します。
株を増やす時期
よくわかりません。本来は3〜5月、または9〜11月がいいそうです。
でもいつでもいいのではないでしょうか?
収穫
ドクダミの花が咲く5〜6月が最盛期です。動脈硬化や高血圧の予防には花の咲いている時期のものを使いましょう。
時間は午前10時頃が、ドクダミが養分を吸い上げているのでいいそうです。
ただし必要に応じていつでも収穫して構いません。
成育
株間
たぶんプランターか5〜8号鉢。
水やり
土が乾く前に水をやる。ただし乾燥にも強い。
日照
日かげでも良く育ちますが、どちらかというと日なたがいいです。
病害虫
特に思い当たるものはなし。
詳細
半日陰の、じめじめしたところでよく見かけるが、多少乾燥していても育ちます。
地下茎でどんどん広がっていくため、他の植物との寄せ植えは避けましょう。
肥料は少なめに。
直射日光は避けましょう。
特に夏の間は50%遮光して乾燥を防ぎましょう。
採取してから1時間以内に加工しないと有効成分が蒸発してしまうので注意。
名前の由来は植物全体が異臭を放つのでなにか毒でも含んでいる(毒溜め=どくだめ)から
なまってドクダミになりました。
生薬名は十薬で、日本で馬医が「馬に用いると十の薬効がある」と呼んだだめです。
利用する
乾燥葉
水道水で虫やゴミをていねいに落とします。
水を切った後、2,3本を束にして根元を束にして結び、風通しのいいところに逆さにつるします。
晴れた日が3〜5日続けば、手で触ってガサガサするくらいになります。
そしたらハサミで適当な大きさに切ってカンなどにいれてできあがりです。
乾燥葉は殺菌作用はなくなっています。
傷口の化膿予防や水虫には生葉を揉んで使いましょう。
利用する
内用薬(食事)
ドクダミ茶。
よく洗ったドクダミの葉を干して乾燥し、ハサミで適当な大きさに切る。
15gに対して水600mlを加え、弱火で煮詰めて半分ぐらいの量になったらできあがり。
血管を拡張し、内臓の毛細血管の強化、腎臓のろ過機能を活発にする作用があります。
また、むくみ・冷え性の解消、利尿作用、デトックス効果があります。また、高血圧の予防、血圧のコントロール。
体内の老廃物が排出して浄化する作用、脳梗塞の予防、心筋梗塞の予防、便秘解消、疲労回復、アトピー性皮膚炎の体質改善・予防などの効果があるとされています。
ドクダミのおひたし。
葉をきれいに洗い、塩を少々入れたお湯でゆでます。
やわらかくなったら水にさらし、水気を絞ります。
一口大に切ったら鰹節、醤油をたらしてできあがり。
ドクダミの味噌炒め。
葉と茎をきれいに洗い、塩を少々入れたお湯でやわらかくなるまでゆでます。
冷水にさらし、水気を絞ります。
フライパンに油を入れて炒めます。
味噌少々を加えて味を整えたらできあがり。
生葉の天ぷら。
小麦粉と卵、水少々加えて天ぷらの衣を作ります。
ドクダミの葉の両面に衣をうすくつけて、高温でカリッとあげます。
低温であげると匂いが残って美味しくありません。注意しましょう。
できあがり。
利用する
外用薬
ドクダミ化粧水
ドクダミの葉をよく洗います。
丁寧に水気をふき取ります。
ドクダミの3倍の量のホワイトリカー(焼酎)、35℃以上を加え、フタをきっちり閉めて密閉します。
3ヶ月おけばできあがり。
小ビンにとり、植物油を200ccに対して小さじ半分弱加えます。
美白効果、乾燥肌の対策、ニキビや肌荒れの改善、水虫の改善、虫さされた時、汗疹、
日焼け後の痛みの緩和、風呂上りのかゆみ止めになるそうです。
ドクダミ入浴剤。
乾燥したドクダミ葉50〜80gをハサミで適当な大きさに切る。
これを2リットルのお湯で沸かし、色を出す。
色が出たら、湯船に入れる。
腰痛に効果があるそうです。
ドクダミ養毛剤。
ドクダミ化粧水30〜50ccに椿油を数滴入れてできあがり。
ドクダミ石鹸。
石鹸100gを包丁などで削り、電子レンジで1分かけてやわらかくする。
やわらかくなった石鹸とドクダミの絞りかす10gをビニール袋に入れてよく混ぜる。
よくなじんだら型に入れて乾燥させ、石鹸をかためる。
できあがり。
水虫、靴擦れ、化膿、擦り傷には。
生の葉を揉んで患部に貼り付けます。
その他
ドクダミには、以下の効果があるとされています。
(民間療法なのであてにしすぎないように)
ドクダミの葉や茎をすり潰して得た青汁を塗ると、切り傷、オデキ、ニキビ、蓄膿症、水虫、皮膚病などに優れた薬効を示します。
青汁や乾燥ドクダミを煎じた汁を服用すると、高血圧、肩こり、便秘を改善してくれます。
また、ドクダミは服用すると利尿作用によって解毒の効果があり、多くの病気に対しても改善する効果があります。
さらに、皮膚病に効果的なので病気の治療だけでなく、美容目的でドクダミを使用したりもします。
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