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小カブ初心者

概要

小カブ

カブの中でもプランターでも育てやすい小カブを選んでみました。
春の七草のスズナです。
七草という理由はたぶん消化吸収を助けてくれるためだと思われます。

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月
種まき                
収穫                

種まき

3〜5月、8〜10月。
通年育てる事ができると書いてある本もありました。
生育温度は最適気温の最低10℃、-5℃までは生存はでき、最適気温の最高が25℃ですがなので工夫して調整しましょう。
 
蒔く深さ
好光性なので、浅く土をかぶせるだけです。
通常は5mmほどの溝を作って撒きます。
 
発芽温度
15〜20℃が適温だが8〜30℃でも発芽します。

収穫

5〜7月、10〜12月。
40〜60日で収穫できます。

成育

 
株間
15〜30cm
 
水やり
種まきから収穫まで水を必要とするので、タップリ与えます。
乾燥しすぎると、根の先が割れてしまいます。
 
肥料
苦土石灰、化成肥料を与えればいいようです。元肥が基本です。
pH5.5〜6.5が好ましいのであまり石灰を与えないように。
また、肥沃な土地が好きです。
 
日照
日なたがいいです。
 
病害虫
コナガ、アブラムシ、ハダニ、ハモグリバエ、ハムシ、アザミウマ、ヨトウムシ、アオムシ。
うどんこ病、立ち枯れ病、べと病、。
 
詳細

プランターに鉢底石を敷き、土を入れます。
土は目が細かくくだき、石の入ってないものを選びます。
深さ0.5〜1cmの一直線の溝をつけてその溝に種を撒きます。
発芽率がいいのであまり密着して撒く必要はありません。だいたい1〜2cm間隔で。
あるいは5,6cm間隔に3,4粒点撒きします。

目の細かい寒冷紗でトンネルを作るとなおいいです。
これは双葉をねらう鳥や、アブラムシからカブを守るためです。

双葉がでてきたら株間を3cmくらいにします。
葉と葉がふれあうようになったら2回目の間引き。
そして3回目の間引きで10cm間隔にします。

点撒きの時は本葉3,4枚の時に2つに間引きます。
そして本葉の長さが10〜15cmになったら1株にします。

株(首のまわり)が大きくなったら収穫します。

春撒きは早めに、秋撒きは遅めに撒くと害虫の被害を受けづらくなるのでお勧めです。

間引いた葉も食べられます。

根の白い部分が土の上に見えてきたら、土寄せするか、土を追加して隠します。

連作すると根こぶ病が発生しやすいので2〜4年はカブと同じアブラナ科の作物を育てるのはやめましょう。

 
栄養

大根と同様にジアスターゼ(アミラーゼ)というでんぷんの消化酵素を含みます。
ジアスターゼは加熱すると効果が減るのでなるべく生か漬物で食べます。
葉の部分にはカロチン、ビタミンC、カルシウムなどが含まれています。


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