ホームホーム ホーム園芸の部屋

ニンニク

概要

ニンニク

他の植物の病害虫を防いでくれるのでいっしょに植えましょう。
対アブラムシ以外は手間いらずの野菜です。

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月
種まき                
収穫                

種まき

8月下旬〜10月上旬(品種により異なる)
 
蒔く深さ
皮ごと3〜5cmの深さに芽が上になるように植えます。(土で完全に隠すようにする)
 
発芽温度

収穫

葉・茎:4〜5月、鱗茎:5〜6月

成育

 
株間
7〜8cm
 
水やり
 
肥料
秋の元肥の他、11月と、3月に、固形肥料の置き肥 葉を刈り取り収穫したら、直後に液肥を施します。
 
日照
 
病害虫
ベト病、灰色カビ病、黒斑病、ヨトウムシ、タネバエ、ネギコガ、イモグサレセンチュウ
 
詳細

溝を掘り、分球を植え付けたら本葉が5枚ぐらいでるまでに5〜6cm土をかぶせましょう。
発芽後、10pほどになるとわき芽がでてくるので、早めに切り取り1本立ちに育てる事。
厳寒期には地上部は枯れるが翌春には芽を出すので抜かないようにしましょう。
2月頃、追肥のあと、増し土をします。
春とう立ちするので、蕾が葉の先端より伸びた頃に摘み取る。
摘み取った茎や蕾は食べることができます。

3月頃から追肥はやめ、水遣りもひかえめにします。
葉の3a分の2ほどが枯れてきた頃が収穫時です。
葉が黄色くなりかけた時がベストです。
葉がすべて黄色くなったり枯れてしまったあとだと、 裂球や腐敗の原因になるので注意。

ニンニクの下葉が2,3枚黄色くなりかけたら 晴天の日を選んで収穫しましょう。
湿度が高いとニンニクが腐りやすくなってしまいます。
酸性土を嫌うので、土に石灰を散布するのを忘れない。

 
栄養

臭いの元であるアリシンは、ビタミンB1の効果を強化・持続させる働きがあります。
ビタミンB1は疲労回復や体力増強に効果があります。
またアリシン自体にも、免疫増強作用や心臓や胃腸の働きを助ける作用があり、動脈硬化や冷え性に効果があると考えられています。
しかし刺激が強い為、食べ過ぎは禁物です。加熱したもので1日2〜3片が適当でしょう。
高血圧の方や子供は少なめにしましょう。

ほかに以下の効果がいわれています。
ガン予防
アメリカにおけるガン予防に効果のある食物の研究で、にんにくは第一番にテーマに取り上げられました。
現在ガン予防において最も注目を集めているのが、身体の自然治癒力を高める方法です。
にんにくには体内の自然治癒力を高め、ガンを予防する成分が多く含まれています。
かぜ予防
かぜの原因はまず何と言っても疲労です。にんにくに含まれるアリシンという物質は疲労を回復し、精力を増進する働きがあります。
また強力な殺菌力により、かぜのウイルスを弱めます。
アトピー
最近にんにく風呂がアトピー性皮膚炎に効くということがわかりました。
アリシンが皮膚の血行を良くしてくれるからではないかと言われています。
肝臓病
二日酔いの時ににんにくが良いというのはよく知られています。にんにくが細胞組織を活性化させ、肝臓を強化し、保護してくれます。
糖尿病
糖尿病を防ぐには、糖質のエネルギー代謝を促進し、膵臓のインシュリン分泌を増加させることが大切です。
にんにくに含まれるアリシンとビタミンB1が結合してできるアリチアミンは、強力な糖質代謝エネルギーがあります。
またアリシンは体内のビタミンB6と結合し、膵臓の働きを活性化します。
ぜんそく・気管支炎
ぜんそくや気管支炎になった時一番つらいのが、痰がからんでの咳です。
にんにくには痰を取り除く作用があるので症状を抑えることができるのです。気管支炎に関しては、体質改善まで行ってくれるのです。
高血圧
高血圧は、血管の内側にたまった汚れと、コレステロールや中性脂肪でどろどろになった血液のせいで、血流が悪くなるのが原因です。
にんにくに含まれるアリシンは、血管を広げ、血管内の汚れを取り除く他、コレステロールを下げる効果もあります。
強壮剤
古くからにんにくの強壮剤としての効能はよく知られていましたが、近代医学においても性腺ホルモンを刺激するなどの作用が明らかになっています。
にんにくのこの作用は即効性があり、食後6時間から12時間で効き目が現れると言われています。
活性酸素による細胞の老化を防ぐ
最近、ガンや老化、成人病は活性が原因だと盛んにいわれています。
もちろん活性酸素から身を守るための抗酸化機能は備わっていますが、その働きも歳とともに衰えてきます。
ニンニクには、ジアリルスフィドとアリキシンという強い抗酸化作用をもつ成分が含まれていて、どちらも酸素と結びつきやすい性質をもっています。
これらが生体に代わって酸化されることで活性酸素による害が未然に防げる訳です。
血液の循環をよくする
アリシンを加熱してできるアホエンには、強い抗血栓作用やコレステロール抑制作用があります。
動脈硬化を予防し、血液をサラサラにしてくれます。また、血行がよくなるため、肩こりや冷え症、神経痛などにも効果があります。


ホームホーム ホーム園芸の部屋