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山東菜(サントウサイ)初心者

概要

山東菜(サントウサイ)

中国の山東省が原産の白菜の一種です。
チンゲンサイより虫が付きにくく、病気にも強いようです。
ベカ菜ともいわれます。

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月
種まき                
収穫                

種まき

3月、9〜10月という本もありますが、 雪さえなければ一年中可能です。
発芽の最適気温の15〜20℃ですがなので工夫して調整しましょう。
特に高温だと発芽しづらいです。
 
蒔く深さ
好光性なので、浅く土をかぶせるだけです。
だいたい5mm程度です。
 
発芽温度
15〜20℃が適温です。

収穫

年中。
30日以内に収穫できます。

成育

 
株間
5〜30cm
 
水やり
詳しくはわかりませんが、土が乾いたらたっぷりあげましょう。
 
肥料

あまりなくてもいいようです。
葉野菜なので、少しチッソ肥料が多い方がいいと思います。
草丈10cmくらいの時に追肥をすると、大きな株になります。

 
日照

日なたでも日かげでも大丈夫です。

 
病害虫

ほとんど問題ありませんが、まれにコナガやアブラムシがつきます。
連作すると根こぶ病になることがあるそうです。
ただしネギ類を植えると根こぶ病を防止してくれるそうなので、万能ネギでもわきに植えましょう。

 
詳細

二十日大根と同様プランターにばら撒きします。
土は乾燥を防ぐ程度に。塗れた新聞紙で覆ってもいいでしょう。
芽が出るまでは土の表面を乾かさないように、朝、夕と適度に濡れる程度水撒きをします。
3日ほどで芽が出てきます。
発芽率がいいのであまり密着して撒く必要はありません。
あるいは5,6cm間隔に3,4粒点撒きします。

葉と葉が重なりそうになったら間引きます。間引いた葉はベビーリーフのようにして食べましょう。
生でも食べられますが、虫食いがある場合は殺菌のために熱湯をくぐらせるなどした方がいいかと思います。

種を撒いて20〜30日くらいで、大きい苗は20〜25cmくらいになります。
この頃が食べごろです。
必要な時に葉を一枚一枚か、株元から丸ごと収穫しましょう。

トウがたちづらいのでしばらくほおって置いてもいいですが、次の種を撒くために食べてしまいましょう!
トウ立ちしたら早急に摘み取りましょう。花が咲くと全体が硬くなり、食べにくくなります。

花が咲き終わると実が出来ます。
熟した実を切り取って乾燥させた後、あるいは切り取らないまま自然に枯れた後に
手のひらに載せて軽く指でチカラを加えると、簡単に実が割れて種が出てきます。


 
栄養

白菜よりカロチンが多く含まれます。ビタミンC、カルシウムも豊富です。
発熱に効果があり、胃腸の調子を良くします。
肩こりにも効果的です。


 
調理例

みそ汁の具、野菜炒め、サラダ、おひたし、漬物、煮物、和え物、炒め物などに。
たいてい何でも使えます。
火を通しすぎるとべチャッとするのでお湯にはさっとくぐらせる程度にしましょう。


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