冬にする作業

概要

12〜2月。
冬は準備の時期。
春になって植物の生育が活性化する前にできることをします。
ちょっと自信がありませんが、私の考えは上のとおりです (汗 )

詳細

年間計画をたてましょう

今は園芸の手間が減り、時間的余裕がある時期です。
2月、3月になり種の購入や育苗、植え付けなどをする前に 今年はどんなスケジュールでどんな植物を植えるかを考えましょう。
春〜秋まででもいいです。
病害虫など予期せぬ問題が発生すると計画がくるうかもしれませんので。

また、春〜夏の間でいいので、庭やベランダのレイアウトをして、 どこにどんな植物を植えるか設計してみましょう。

土の再生

今は一年草は栽培が終わり、植物が植わっていない土がある時期だと思います。
そのような土を消毒し、病虫害を減らし、栄養添加のための腐葉土やpHバランスのための石灰などを入れてやるのに いい時期です。

具体的な方法については 土の再生を参照ください。
なお、今の時期だと苦土石灰よりも消石灰の方がいいかもしれません。
苦土石灰は効きが穏やかですが消石灰は効きが急激なので病害虫の駆除効果がより高いようです。
反面、ショックが大きいのですぐに植物を植えることはできないので注意してください。

挿し木

この時期、挿し木をする植物にはいい季節です。
株が肥大化してみっともなくなった場合や、株を増やしたい時はこの時期にするのがいいと思います。
植物によっては、葉の光合成などの活動が一番停滞する2月〜3月がいいものがあります。

種まき(育苗)

早い植物は2月〜3月のうちに蒔く事ができます。
中には、屋外で育てず明るい窓際で育てれば3月の少しあたたかくなった頃には 屋外に植え替えることができます。

植替え

春になると植物が活性化し、活動し始めます。
秋に植替えをしそびれたけど、十分に鉢の中に根がまわりきっていると思われる株は 今のうちに植え替えましょう。
植え替えたほうがいいかどうかの一つの目安は、植物の茎・枝が鉢と同じくらい、または鉢以上に伸びてきているか が参考になると思います。

水やり

頻繁にやるのはやめましょう。
土中に常に大量の水があると、植物が冷たさに耐えられなくなるかもしれません。
また光合成はあまり活発ではないので大量の水は必要ありません。

また観葉植物などには葉にたまに水をスプレーしましょう。
特に室内ではエアコンの関係もあり乾燥しやすいです。
乾燥しているこの時期はハダニがつきやすいです。
葉の表面が乾燥していると元気になるのがハダニです。


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